
ここでは足底疣贅について、詳しく説明していきます。
体にできるイボの中でも、足の裏にできるものがあります。足の裏にできるイボは足底疣贅(そくていゆうぜい)と呼ばれ、イボの中でも治りにくい部類に入ります。また、足裏にイボができたときに真っ先に思い浮かぶのが魚の目ですが、魚の目と足底疣贅は全くの別物です。
足底疣贅について、さらに詳しく見ていきましょう。
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【足底疣贅の原因】
足底疣贅の原因は尋常性疣贅と同様、ヒト乳頭腫ウイルス(HPV=ヒトパピローマウイルス)というウイルスに感染することで生じるイボです。100種類以上あるHPVの中でも主に1型によるものが足底疣贅の原因となります。裸足で歩いたりして足裏に傷ができると、その傷口から感染してイボを形成します。大人よりも子供に多く見られ、これは公園などで裸足で歩く機会の多い環境が背景にあると考えられます。【足底疣贅の特徴】
足底疣贅ができると、歩くうちに自然と体重によって圧迫され平べったい状態になっていきます。イボの周辺は固く厚い皮膚に変わり、表面はザラザラした状態が特徴です。大きさは豆粒大のものから10円玉ほどの大きさまであり、色は白っぽい色や黄色っぽい色などになります。イボを触っても痛みを感じることは少ないものの、時に体重によってイボが足裏の神経を刺激して、強い痛みを感じることもあります。また、ナイフやハサミなどを使ってイボを切ると、細かい点状の出血が見られるのも特徴です。
⇒足底疣贅の画像
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